『脂質制限』を始めたのに
全然体重が減らない…
こんな方はもしかしたら『間違った脂質制限』の仕方をしているかもしれません。
この記事では『脂質制限ダイエットの基礎知識』『間違った脂質制限』についてお話ししていきます。
本記事はこんな方にオススメ
- 脂質制限とは何かを知りたい方
- 脂質制限ダイエットをしているがうまく体重が落ちない方
- 脂質制限の注意する点を知りたい方
本記事の結論
総摂取カロリーの20%におさめること。
少ないとうまく減量ができない。
脂質を摂らなすぎ。
糖質を摂らなすぎ。
脂質制限の基礎知識
先に、脂質制限の基礎知識をお伝えします。
脂質制限中は1日に摂るべき脂質量は総摂取エネルギーの『20%以内』と言われています。
もし1日に必要なカロリーが2000Kcalなら
脂質(1g 9Kcal)は44g前後にする。という計算です。
この摂取量を覚えておきましょう。
間違った脂質制限3選
①食事の回数が少ない
1つ目の間違った脂質制限は『食事の回数が少ない』です。
脂質制限中は主なエネルギー源が『糖質』になります。
糖質は、摂取したあと血糖値が上がりやすく、食べる回数が少ないと一度に摂取する糖質が多くなってしまい『血糖値が急上昇』します。
血糖値が急上昇すると、『インスリン』が大量に分泌されます。
インスリンが大量に分泌されてしまうと、『脂肪』を溜め込みやすくなります。
回数を増やして食べるようにしていき、
仕事の都合などで回数を増やせない方は、3食適切に食べることを意識しましょう。
血糖値の観点からいくと、少ない量をこまめに摂る方が良いということですね。
筋肉を同時につけたい方も、タンパク質が枯渇するのは良くないのでこまめさが大切になってきます。
②脂質の摂取量が少なすぎ
2つ目は『脂質の摂取量が少なすぎる』です。
大前提として人間の体は脂質が必要な作りになっています。
なので、減らせば減らした分だけ良いというわけではありません。
減らしすぎると、体がうまく機能しなくなったり、ダイエットが進まなくなります。
良質な脂質を適切な量だけ摂る必要があるのです。
- 脂質は総摂取カロリーの20%前後にすること
- 酸化した油や飽和脂肪酸は好まない
- できるだけ不飽和脂肪酸から摂取すること
真面目な人ほど『脂質制限なんだから絶対に脂質は摂らないぞ!』となってしまいがちです。
身体に良い効果をもたらす脂質もあるんだということを理解しておきましょう!
③糖質の摂取量を減らしすぎ
3つ目は『糖質の摂取量が少なすぎる』です。
脂質制限中のエネルギー源は糖質の摂取が肝になってきます
- 体内のグリコーゲン貯蔵量が減る
- グリコーゲンが不足すると補うためタンパク質を分解してしまう
- タンパク質が分解すると筋肉が落ちるだけで脂肪が減らない
こういった弊害がありますので、脂質制限中は糖質量もしっかり意識しましょう。
脂質も糖質も同時に減らすことは良くないですので、
自分が脂質制限をしているのか、糖質制限しているのかを明確にすることが大切ですね!
まとめ
いかがだったでしょうか?
脂質制限中でも良質な脂質を適切な量取らなければならないことが分かっていただけたと思います。
間違った制限をして、諦めてしまう方も多くいらっしゃいますので、バランスの良い制限の仕方を意識し継続していきましょう!
最後まで読んでいただきありがとうございました!